行事等案内

「剣道大臣」(五十嵐先輩執筆)発刊のご案内

2017/09/28

諸先輩各位
 

「剣道大臣」発刊のご案内


五十嵐安夫先輩(昭和45年卒)執筆の本著をご紹介させていただきます。
本著は五十嵐先輩の長年に亘る東奔西走の情報収集の労作です。
 
稲門剣友会 下井勝久(昭和45年卒)

著者 山本甲一(五十嵐安夫先輩(昭和45年卒業)のペンネーム)
著書 「剣道大臣」笹森順造と撓(しない)競技
発行所 ㈱ 島津書房
発行者 村瀬 博一
発行日 平成29年9月10日
定価  3,200円 + 税

現在前野書店ウィンドーに飾られていますが、ご相談いただければ購入発送の
お手伝いさせていただきます。

本著帯書きをご参照ください。
「小野派一刀流宗家の肩書を持つクリスチャン笹森順造は別名剣道大臣とも云われる。
名門東奥義塾塾長また青山学院長を歴任、戦後政界に転じ片山内閣国務大臣となる。
直面したGHQによる剣道禁止令の解除に奔走、撓競技の創設と普及に努め剣道の命脈を保つ。
本物語はこの異色の剣道大臣を取り巻く戦後日本の剣道界青春群像である。」 

なお、産経抄にも紹介されましたので、添付します。
産経新聞 2017,9,19 「産経抄」
   ▼新潟県長岡市に住む読者から、今月刊行したばかりの著作が送られてきた。山本甲一の筆名で書いた『剣道大臣』(島津書房)である。主人公の笹森順造は教育者として、明治時代に青森県で最初に開校した私学校、東奥義塾の塾長や青山学院長を歴任する。
 ▼戦後は政界に転じ、復員庁総裁などを務めた。一方、GHQによって禁止になった剣道の復活に力を注ぎ、剣道大臣の異名を持つ。先月84歳で亡くなった、牧師にして「小野派一刀流第17代宗家」笹森建美(たけみ)さんの父親でもある。
 ▼順造は昭和21年の衆院総選挙に青森全県区で出馬し、トップ当選を果たしている。もっとも本人も支持者も政治にはずぶの素人とあって、選挙戦はハプニングの連続だった。ある日、運動員が進駐軍に呼ばれて叱責を受ける。
 ▼進駐軍の夫人を運動に動員してはならない、というのだ。調べてみると、順造を応援している東奥義塾OBの奥さんだと分かった。白系ロシア人だから間違えられたのだ。夫婦の息子が、二十数年後に甲子園を大いにわかせる三沢高校の太田幸司投手である
以下省略

以上